トウビシ
トウビシとは?

ヒシ科ヒシ属の1年生水草の一種で、秋に実をつけます。 この果皮はポリフェノールを多く含み、中身はデンプン質で 食用されており、東南アジアでは身近な食材です。また、日 本では佐賀県や福岡県の一部地域で、お茶として親しまれて います。 古くから「ヒシ茶」として親しまれてきたわけは、伝承的 に「健胃、解熱、抗炎症、抗菌作用」をもつことが知られて いたためです。この健康素材の機能性を現代科学の研究によ って見直されるなかで糖尿病を改善する様々な作用を持って いることがわかりました。
トウビシの糖尿病改善効果
果皮(かわ)部分に多量に含まれるトウビシ独自のポリフェ ノール類に由来します。

【①α-グルコシダーゼ阻害作用(血糖値上昇抑制作用)】
十二指腸で分泌される消化酵素であるα-グルコシダーゼの 働きを阻害して、血管へのブドウ糖の吸収を抑えます。 食後の血糖値の上昇が抑えられ、食後過血糖にならず ヘモグロビンA1cが低下します。

【②抗糖化作用】
「糖化」は、糖とタンパク質が結合して出来る
AGEs(終末糖化産物)が蓄積することで引き起こされま
す。
血液中に血糖が多い糖尿病患者は、血
糖と血管のタンパク質が結合してAGEsが蓄積し、
動脈硬化を引き起こすのです。
※特許番号/第5805226

【③糖化還元作用】
ヒシエキスの研究で、AGEsの分解 ・還元作用があることが明らかとなりました。 抗糖化作用で、動脈硬化からくる合併症の予防をしな がら、 糖化還元作用で動脈硬化を改善し、合併症を改善 する働きがあることがわかりました。(右図、参照)

【④その他】
- 高血圧の改善
- 糖尿病性神経障害の予防・改善
- 糖尿病性網膜症の予防
- 糖尿病性じん症の予防
- 変形性関節症の予防・改善
- 白内障予防
- 歯周病予防
- アンチエイジング効果
- アルツハイマー病予防効果
- 骨粗鬆症予防効果
- 美肌効果(肌弾力性、キメ、しみ、しわ、たるみの改善)
- 抗ガン作用
- 更年期障害の予防
- 不妊や月経不順の改善









